荒涼とした大地に
白煙が昇る噴煙地。
荒涼とした大地には白煙が立ち込め、現在も火山活動の迫力を感じられます。江戸時代までは、”地獄谷”と呼ばれ、その独特の景観から箱根の代表的な観光スポットになっておりましたが、2016年9月以降、立ち入り規制中となっております。
現在は大涌谷自然研究路として、安全対策を最優先とした「引率入場方式」により、1日4回、1回30人限定の予約制にて入場いただけます。
霊験あらたか、
弘法大師の思いを伝える。
今から千百年余り昔、弘法大師が諸国遍歴の旅の途中、この地に立ち寄り、噴煙と熱泥のたぎる荒涼とした風景を、さながら地獄の様相と心を痛め、一体の地蔵菩薩を刻んで、地獄の責苦にあえぐ人々の救済を祈願したのが始まりといわれています。
以来、その霊験によって、多くの人々の苦悩を救済したと伝えられ、現在では、「延命子育ての地蔵」としても知られています。
人気のアニメにも登場する、
大涌谷。
1995年放送以来、度々の再放送によってブームに火が付き、劇場版で人気沸騰した話題のアニメ「エヴァンゲリオン」。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」にも主人公のシンジが、家出して彷徨い、辿り着いた場所として大涌谷に佇むシーンが描かれています。
四季折々変化する
雄大な自然との出会い。
ロープウェイの眼下に広がる荒涼とした大地と噴煙。遠くに望む富士山の雄大なフォルム。大涌谷を経て桃源台までの自然歩道。大自然が織りなすさまざまな景色と、四季折々の自然の表情との出会いもまた、大涌谷を訪れる楽しみのひとつです。
大涌谷の
新しい名所ができました!
大涌谷くろたまご館の正面玄関前に黒たまごのオブジェが設置されました。晴天時には富士山をバックに記念写真を撮ることができます。